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どこに行こうか
旅の話
的山大島のこと②
簡単だと思っていた母の故郷への旅は紆余曲折あった。 そもそも、島の名前をきちんと把握していなかった。 平戸からフェリーに乗って大島という名前の島に行ったというのが自分の記憶であったが、インターネットで調べてみると、大島というのは略称だったようで、正式名称は的山大島(あづちお...
的山大島のこと①
昨年母が亡くなった。 母は、長崎県の平戸から一人東京に出て来て働き始め、数年後に結婚したが3人目の子供を授かったあとすぐに離婚となった。 今よりもっと福祉制度は悪かったろうし、近くに頼れる人もない所で、3人の子供を育てるのは大変な苦労であったと思う。考えてみると、子供の頃の...
ウラジオストクのこと⑭
市場を堪能したあと、1駅だけ路面電車に乗ることにした。 先ほど市場に入るのに渡った線路ところが路面電車の駅だったのでそこまで戻る。電車はかなり頻繁に行き来している。 こちらの市場に来るときにバスが曲がったあたりに路面電車の駅があるのを見ていたので、そこまで乗ることにしたのだ...
ウラジオストクのこと⑬
さて次は市場に行くことにしていた。 ウラジオストクには市場がいくつかあり、生活の為に日常的に使われているようだ。 その中でも一番規模の大きいキタイスキー市場というのがあることをインターネットを使って調べていたので、そちらを見学することにした。...
ウラジオストクのこと⑫
展望台を後にして、次にブリヌイといういわゆるロシア版クレープを食べに、インターネットの中で紹介されていた店にむかった。ある女の子がブリヌイについておいしそうな記事をあげていたので、とても食べたくなったのだ。 ケーブルカーを使わなくても展望台から町に降りることができるので、今...
ウラジオストクのこと⑪
昨日は短いシベリヤ鉄道の旅を終えてホテルにチェックインしてから付近を散策して一日が終わった。 明日は午前中には空港に向かい日本に帰る予定なので、ウラジオストクを巡れるのは今日一日しかない。 昨夜は今日一日なるべく沢山動く計画を練っていたので、7時に朝食を食べたらすぐに外に出...
ウラジオストクのこと⑩
腰くらいの高さにある車両に乗り込む為、手すりを掴んで小さな階段を勢いをつけて登る。 中に入ると大きな布袋がいくつか置いてある。朝になって寝台を普通座席に戻したので、シーツ類を入れているようだ。 サモワールという湯を沸かすための金属製の容器の置かれたスペースと乗務員室の間を通...
ウラジオストクのこと⑨
時間が過ぎ、出発時刻まであと30分ほどになったので、そろそろ駅舎の中で待つことにした。 待合室は、駅の規模と比例しないくらい天井がすごく高く広い部屋で、シャンデリアも下がっていて ヨーロッパを感じさせる素敵な造りになっていた。...
ウラジオストクのこと⑧
スーツケースを引きずりながら徒歩30分ほどで列車駅らしきところに到着した。 でもなんだかおかしい。駅らしき建物の上にロシア語で何か掲げられているが私達の知っているウスリースクの文字と違うのだ。もしかして近くに違う駅がもう一つあって、そこにたどり着いたのかもしれない。グーグル...
ウラジオストクのこと⑦
フロントガラスに大きな石でも当たったのか、放射線状にかなり派手にヒビが入っているバスに乗り込む。 車内は古くシートも汚れているが座り心地はそう悪くはない。冷房は効いていないが、外気温が高くないので暑くはなかった。チケット購入のやり取りで満席になるのかと思っていた客席は埋まる...
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